(1)、 (2)、 (3)とお送りしてきた京都旅行記もついに、第4回となりました。
さて、京都の各観光名所を巡るこの旅ですが、今回は羽休めにタイ式マッサージも体験してきました。
友人のすすめで向かった先は上京区の古式[いにしえ]。 北野天満宮のすぐそばにあるこのお店は、古民家を改装して作られたレトロモダンな雰囲気と上質のサービスで持て成してくれます。

まずはゆったりした服にお着替え。
肌触りが大変よく、これがなかなかかわいいのです。
お店の方に訊けば、タイで買ってきたシルクなのだとか。
さらりとした着心地が、後々の夢心地を誘うことになってまいります。
早速薬草足湯につかりながら、問診を兼ねたアンケートに答えます。こり具合や症状にあわせてその日のメニューを決めてもらうのです。この薬草足湯、20種以上のハーブエキスを含んでおり、暫く浸かっていると代謝が促進されて、短時間で体全体が驚くほど温かくなってきます。ほのかなよい香りのおかげで、じわりじわりと脳内のα波が引き出されてくるのを実感。この時点で既にリラックス状態です。

足湯で十分に体が温まったら、早速マッサージの開始です。施術中はあまりの心地よさに耐え切れず、途中から意識を手放す始末。心地よいまどろみの中で浅い夢を見てしまいました。
施術後には体の軽さに感動を覚えたほど。疲れが取れたおかげで、頭の中だけでなく視界さえもクリアになったのは気のせいでしょうか?しかし、長年蓄積された「こり」や「ひずみ」から完全に解き放たれることは容易くなく、時間と定期的なチェックが必要とのこと。
健康な生活のためには、心と体の定期的なケアを怠ってはならないのだと改めて感じた次第です。

コースの中には施術後のお茶の一服までが含まれていて、お茶は日本茶、中国茶、ハーブティー、紅茶の中から好きなものを選べます。私は中国茶の中から「鳳凰単叢蜜蘭香」をオーダー。これは[ほうおうたんそうみつらんこう]と読みます。理由はこの大層な名前が気になったため。ライチのような華やかな香りが美味。
金額設定は少しお高めですが、隠れ家的なお店ならではの充実したサービスを心行くまで堪能できます。
旅先の贅沢と理由をつけて、大変満足な時間を過ごすことができました。
すっきりしたその後は、北野天満宮を散策。
北野天満宮はかの菅原道真公をお祀りした神社の宗祀。「天神様」と親しまれ、学問の神様として信仰されています。休日は、しばしば露店や骨董市が開催され賑わうそう。

写真は今出川大通に面した大鳥居。
此処を訪れるのは観光客のみならず、地元の方も多いようです。

丁度この頃は、梅が七~八分咲き。紅白に美しく彩られた境内は、
大変多くの人で賑わっていました。

見事な花付きに笑顔を浮かべる多くの人々の中、車椅子のご老人が目に留まりました。
毎年此処へ来られている方なのかと直感。
根拠はありませんが、白梅に手を伸ばしたその姿が、静かに春の到来を喜んでいるかのように見えたため。

[ 久留米絣 ] 今日まで、そして明日から。の撮影などで太宰府を訪れる予定があったせいか、この時期に北野天満宮を訪問できたことに縁(えにし)を感じざるを得ない私でありました。